ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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『新版 論文の教室』 



戸田山 和久著の『新版 論文の教室―レポートから卒論まで』を読みました。

「論文は書き下ろすものではない。育てていくものだ。」
・・・という著者の言葉にうんうんと頷きながら読んだ一冊でした。

今年何度目かの茶読部で薦めてもらったこの本、今年後半に読んだ本の中でヒョイっとトップ3内に躍り出ちゃったくらい面白かった本です。

どんな本かというとタイトルの通り論文の書き方を教えてくれる本なのですが、大学生と著者(大学教授)のやりとりという設定で話が展開します。大学生の名前は「ヘタ夫」くん。説明するまでもないような分かりやすいネーミングなので詳細は省きますが、彼が書いたいわば目も当てられないというか論文にまるでなっていない文章を読むあたりからお話がスタートします。

ヘタ夫くんの文章を少しずつ色んな角度から見直しながら、読者はヘタ夫くんとともに、論文ってなあにっていうところから、書くための段取り(論文は育てるものっていうのはこのあたりのお話につながっていきますね)、アブストラクトの書き方、論証の重要性、パラグラフの考え方、参考文献リストの書き方まで、論文を書くのに必要な知識を一通り学ぶことができます。どの説明も手取り足取り懇切丁寧で非常に分かりやすいのですが、それがくすっと笑えるような会話で進行していくのが楽しい♪面白くてついつい先を急いで読んでしまいます。もちろん笑えるやりとりが続いていても内容はいたってマジメ。「論文を書かなくちゃいけなくなったけど、これまで書いたことないよどうしよう!」となったらまずはこの本を手に取ってみるといいかもしれません。

この本の言葉を借りれば論文は、「説得のための文章だが、青年の主張でも愛の告白でも」ありません。アツいハートでがががーっと勢いよく書いて説得を試みようとしてもダメなのですよね。冷静な気持ちでじっくり骨組みを作って、肉付けして、いらない肉を大胆にそいで・・・(私の脇腹からもそぎたい)・・・というプロセスをしっかり踏んでいけるよう、そのためにもおすすめしたい一冊です。

それにしても著者さん、「ダメ論文」の例が上手すぎてうなりました。「こういうのいっぱい見てるから」的なことが本の中で書かれていましたが、本当にそうなのでしょうね。つい「あるあるーこういう論文あるあるー」と著者さんに親近感を持ちながら読んでしまいました。ふふふ。

なんとなく軽いノリでもしっかり学べるこの一冊。
こういう本はいずれKindle版が出たとしても、紙で手元に置いておいて必要な時にパラパラとページを繰りたいものです。

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 読んだ本 - ジャンル: 本・雑誌

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Posted on 2014/12/03 Wed. 15:26    TB: --    CM: --

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