ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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イン・ザ・プール、空中ブランコ、町長選挙 



奥田英朗 著の「イン・ザ・プール」、「空中ブランコ」、「町長選挙」を読みました。

「悩んじゃうのは分かるけど、もう少し自分に素直に、気楽に生きててもいいんじゃなーい?」って感じ?。

伊良部総合病院精神科医、伊良部一郎(←院長の息子)と、彼のもとにやってくる患者さん達のストーリー。

伊良部シリーズ第1弾の「イン・ザ・プール」には、ストレスから心身症を患った男性が伊良部から「運動でもしたら」とすすめられ、水泳を始めたものの今度は水泳依存症になってしまう、というストーリーの「イン・ザ・プール」の他、5編。

続けて第2弾の「空中ブランコ」には、自分の空中ブランコからパートナーの空中ブランコに乗り移れなくなってしまった、サーカス団団長のストーリー「空中ブランコ」の他、5編。

そして第3弾の「町長選挙」には、「誰がどう読んだってアノ人をモデルにしたに違いない!」と思えてしまう程あからさまな登場人物で綴る「オーナー」他、4編。


この病院にやってくる患者さんは、皆さんそこそこ社会で成功して地位を築いていたり、有名人だったり、大きな責任を負っている人ばかり。傍から見ればいたって順調な生活、人生、キャリアだけど、実際は皆さん、対人ストレスに悩んだり、理想の自分と現実の自分とのギャップに悩んだり・・・。そんな(自称・他称含め)「弱ってる」人たちへの伊良部の治療は、本人知ってか知らずか、とにかく型破りかつ荒治療。患者さんの話を聞くやいなや、「じゃあ、~すればいいじゃん?」と、患者さんが「それができれば苦労しないよっ!」と叫びたくなってしまうようなことを言いまくるだけでなく、やりまくってしまいます(笑)。

そんな型破りな治療(?)を行う伊良部のペースにのせられて、最後にはしっかりと肩の力が抜けてゆく患者さんたち。結局「それができれば苦労しないよっ!」と言っていることって実は「できない」んじゃなくて「『できない』という言葉を言い訳に『やらない』という選択をしていた」んだなって気付いていく様子です。

読んでいる時はとにかく面白いので一気読みなんだけれど(オモシロさレベルは1>2>3かな?)、読み終わると、もう少しラクに生きてもいいヨ♪ っていうメッセージが、自分の心に残っていることに気付きました。

奥田英朗作品は過去に1作品しか読んだことがなかったので(ちなみに「最悪」という作品です) 、他にどんな作品があるのかとても興味津々でした。そんな中、この伊良部先生シリーズは「最悪」とはまた全然違ったテイストで、とても楽しめました! 奥田作品、もっと読んでみたいなあ~(^^)。

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 読書感想文 - ジャンル: 小説・文学

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Posted on 2007/05/13 Sun. 10:05    TB: --    CM: --

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