ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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『ツナグ』 



辻村 深月 著の『ツナグ』を読みました。


「使者」と書いて「ツナグ」と読む役割を持つ少年が、死者との再会を叶えてくれる、というお話です。

突然死したアイドル、事故死した親友、病死した母親、消息不明の婚約者...。幽霊のような感じでもなく、チャネリングのような感じでもなく、ごくごく普通に実体のある状態で、一度だけ、一夜だけ、会って触れて話すことができます。

昔の映画『ゴースト』(デミ・ムーアとパトリック・スウェイジーのやつ)とか『オールウェイズ』(リチャード・ドレイファスとホリー・ハンターのやつ。大好きな作品^^)みたいなのがいわゆる「死者との関わり合い」のイメージなことが多いと思うのですが(死者からは生きている側が見えてて、生きている側には見えないという状況で、死者が生きている側の幸せを願う感じ)、生前の姿そのままにきちんと現れるというのは、興味深い設定ですね。

どのエピソードにも、会いたいと願う側と会いたいと言われた側のストーリーが描かれていて、それはまるで映画のよう(っていうか映画になったんでしたっけ?)。どのエピソードも興味深いのですが、読み進めるにしたがって読者の感情をグイグイと刺激する構成になっているような気がしました。それでもって、読み進めるにしたがって色んな謎が解ける仕組みになっているのですが、なんというか読みながら感じたのは「すごく細かくきっちり計算されてるなー」でした。

もちろん小説自体は面白くて、この著者の作品を今後もっと読んでみたいと感じたのですが、それよりなにより「この著者は完璧主義者さんなんだろうか?」と感じました。なんだろう。話を追いながら、「ここはこういうのを書いて、ここの謎を明かして...」みたいな骨組みというか製作計画というかが透けてみえるような気がしたんです。気のせいかな(^^)。

ま、それは置いといて、思わず「自分が死者に会えるとしたら...」とか「死後、誰が会いに来てくれたら嬉しいかなー?」なんて考えちゃう一冊でした。いつの日か、自分なりのストーリーを頭の中で紡ぐ日が来るのかもしれませんね。

『ツナグ』、面白かったです!

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 最近読んだ本 - ジャンル: 本・雑誌

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Posted on 2014/05/02 Fri. 00:39    TB: --    CM: --

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