ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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死にぞこないの青 



乙一 著の「死にぞこないの青」を読みました。

自分を守るために子供を傷つける大人と、自分を傷つけた大人に復讐を誓うほど追い詰められた子供。怖くて切なくてムカついて悲しい物語。


5年生に進級したマサオのクラスの担任は、羽田先生。

大学を出たばかりのその先生は若くて、活発で、生徒の気持ちが分かる、みんなの人気者。急速にクラスになじむものの、時が経つにつれて少しずつ先生の人気にかげりが見え始める。時を同じくして先生は、飼育係になりたいがために小さな嘘をついてしまったマサオを集中的にいじめ始める。

他の生徒のミスも、自分のミスも、なんでもかんでも全てマサオのせい。そのうち先生だけでなくクラスメイトまでもがマサオを仲間はずれにするものの、小心者のマサオは何も言えず何もできず、ただひたすら、いじめの標的であり続ける。

そんなある日、マサオは自分を見つめる「肌の色が真っ青意な子供」の存在に気付く。マサオ以外には見えないその「青い子供」をマサオは「アオ」と呼び、アオはマサオに、先生への復讐をそそのかす。

そして夏休み、ついにマサオは先生の住むアパートを探し出す。

そこでマサオの取った行動は?
先生がマサオをいじめた理由は?
マサオだけに見えていた「アオ」の正体は?


「いじめられる側にも原因がある」と言う人がいます。でも、だからといっていじめていいかというと絶対そうじゃない、と私は思うのです。「いじめたくなかったけど、そうするしか仕方なかった」と言う人もいます。でも、だからといっていじめていいかというと絶対そうじゃない、とやはり私は思うのです。

いじめという行為に正当性を見出そうとする人間は、臆病者。それは子供であっても大人であっても、同じなんだと思いました。マサオへの仕打ちの描写は想像以上に読み進めるのが辛かったけれど、目をそらす事ができず前回の乙一作品に続き一気読み!

物語の最後が急速に、そして少し理不尽なほどまぁるく収まってしまっていたあたりにちょっと「あれれれ?」と思いましたが、前回紹介した乙一作品より、私はこちらの方が好みだったかな。

乙一作品、もっともっと読んでみたくなりました。
オススメの作品がある方いらっしゃったら、ぜひぜひ教えてくださいネ。
おねがいしまーす(^^)ノ

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 読書感想文 - ジャンル: 小説・文学

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Posted on 2007/04/19 Thu. 00:58    TB: --    CM: --

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