ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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正義のミカタ 



本多 孝好 著の「正義のミカタ」を読みました。
高校時代まで筋金入りのいじめられっ子だった「亮太」は、通称スカ大に進学する。そこでひょんなことから「トモイチ」という人物に出会い、彼に口説き落とされる感じで「正義の味方研究部」に入部する。

正義感あふれる部員達は、問題を起こしていると報告を受けたサークルに潜入し、内部事情をさぐり、そして困っている人たちを助け「正義」を達成するための行動を起こす。そんな活動内容に魅力を感じた亮太も、元いじめられっ子のプライドに賭けてせっせと部活動に励むのだが、その過程でいろんな人の色んな事情や、裏の顔を垣間見て、「果たして正義とは?」と考え始める。


正義の「味方」とは?
正義の「見方」とは?

快活な文章だけれども、扱われているのは深いテーマ。

何が正しくて、何がそうじゃないのか。
正しいって判断するのは、誰目線で正しいのか?
悪いって判断するのは、誰目線で悪いのか?
腕っぷしの強い人間がよってたかって正義を達成するのって本当に「正義」なんだろうか?
誰かを傷つけたり裏切ったりしてまで「正義」って達成されるべきなんだろうか?

読んでいるうちにいつの間にか、自分も亮太目線で、色んなことを考えていることに気付く感じでした。結局「正義」って、「正しい」って、なんでしょうねって思うんです。子供の頃は「悪者をやっつければいいんだ」っていうだけだったんですけどね。大人になると必然的に「それだけじゃだめでしょ」ってことになるんですよね。一言で「やっつける」って言ったって、「正しい」やっつけ方の定義は人それぞれ。やっつけた後に実現される「正しい状態」だって定義は人それぞれですし。

亮太は今の私よりうーんと年下なので、なんというか、「まだ大人になりきれていないキャラが、成長するに伴い心に抱える葛藤」みたいなのが、すごーく分かるような気がしました。

なかなかに厚みのある本なのですが、軽快で読みやすい文章なので、途中で話が分からなくなってしまうなんてこともなく、飽きることもなく、存分に楽しめました(^^)。

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 読書感想文 - ジャンル: 小説・文学

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Posted on 2010/07/15 Thu. 13:33    TB: --    CM: --

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