ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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七回死んだ男 



西澤 保彦 著の、「七回死んだ男」を読みました。
主人公である僕、「久太郎」は、幼い頃に自分が「反復落とし穴」体質だということに気付く。その落とし穴はある日突然やってきて、それに「落ちている」間は、全く同じ日まるまる24時間が、9回ほど繰り返される。それが終わるとようやく次の日に進めるのだが、もちろん他人にはそのような体質がないので、客観的には普通に時間が流れているように見える。その間同じ日を何度も繰り返している僕は、周回数を重ねるにつれて預言者のフリをし、周りの人間を驚かせてみる・・・なんて、ちょっとしたイタズラも楽しめるようになっていた。

とある正月、一族が祖父宅に集まった。僕は祖父につかまり酒をしこたま飲まされ、気分最悪のところでおいとました。が、目が覚めてみると、僕は反復落とし穴に落ちていた。ついさっき終わったと思っていた「昨日」が、「今日」として、これから9回ほど繰り返される。ということは僕は、これから昨日(いや、今日)と同じようにしこたま飲み、具合を悪くする、という予定だ(辛)。

落とし穴1周目で、なんとか「祖父との飲み会」を回避した。しかし、その結果祖父を一人にしてしまったことが(おそらく)原因で、祖父は何者かに殺されてしまう。これはまずいと2周目、犯人にあたりをつけた僕は、その人物を徹底マークする。しかし1日の終わりには、また違う何者かに、祖父が殺されてしまう。アヤシイ人物を祖父に近づけまいと努力する僕、それをあざ笑うかのように1日の最後に起こる殺人。

これがあと何回か繰り返されれば、死ななくてもよかったはずの祖父は亡くなり、そのまま「次の日」が始まってしまう。いったんそうなれば、もう取り返しはつかない。僕は、落とし穴が終わってしまうまでに、祖父を救うことができるのか!?

  


設定からしてこんな感じなので、「シリアスなサスペンス」というよりは、「かるーく楽しめる探偵ごっこストーリー」みたいな感じでした。西澤 保彦の作品は今回初めて読んだのですが、さらさら~っと読みやすかったです。物語の舞台が「一族が集合した正月の祖父宅」なのでわりと登場人物が多いのですが、混乱しないようにキレイに描き分けられているのも読みやすい一因でしたね、きっと。

同じ1日が何度も繰り返されるあたり、(ずいぶん前の映画ですが)ビル・マーレー主演の「GROUNDHOG DAY」を思い出したりしました。和書で同じ感じの設定のストーリを読んだのは、今回が初めてだったかな。こういうストーリーってどうやって最後オチがつくんだろうと思ってしまいますが、「七回死んだ男」は「なるほど」と「ん~??」という気持ちが7対3くらいになるような感じでしたね。

ふんわりと最後はまとまって、「あ、終わったな」と。難しく考えず、さらっとかる~く楽しむのに、良い作品だと思いました(^^)

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 読書感想文 - ジャンル: 小説・文学

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Posted on 2009/11/27 Fri. 01:09    TB: --    CM: --

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