ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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夜は短し歩けよ乙女 



森見 登美彦 著の「夜は短し歩けよ乙女」を読みました。
物語の舞台は京都。「黒髪の乙女」に一目ボレした同じ大学の「先輩」は、彼女に近づき、そして果てには恋を実らせるために、時に彼女の後を追い、時に彼女の行き先への先回りを企てる。が、なんかこう、なかなかうまいこと行かず、足止めを食らったり苦悩したり焦ったり・・・しているその目の前を、例の「黒髪の乙女」が涼しい顔で、スゥっと歩いて行く。

あまりにもマイペース&キャラ超立ちまくりの彼女が歩いて行く先々には、大酒豪との飲み比べあり、古本の神様が存在する古本屋さんあり、学園祭でのゲリラ演劇公演あり。そのどれもに深く関わりながら、まるで全く関わりが無いかのようにヒラリヒラリと歩を進める彼女を、「先輩」が必死に追う。たいがい報われず、たまにチラリと報われちゃう。だからもっと必死になる。そんな、とてもかわいらしい(!?)、ドタバタ青春恋愛コメディ。かな? ですよね?

全体のトーンは、劇画タッチで文語調。なんとなーく奇妙で風変わりで独特な文体で綴られていて、そこから生まれる世界観は、半分現実的でありながら、半分はどこか異質な感じですかね。感じ取る印象は人それぞれなのでしょうけれど、 私の中でその「異質」な感じは、映画「鉄コン筋クリート」の色彩と似ていたような(私だけかなあ)。

登場人物はみんなそれぞれとても個性的で、あえて言うのなら、「先輩」が一番個性薄い感じ・・・? ストーリーは「先輩」と「黒髪の乙女」が交互に語り手を担いつつ進んでいくのですが、「先輩」がそんなだけに、「黒髪の乙女」がものすごく引き立っていて、そして彼女がこれまたとってもかわいらしくて(本の表紙もかわいい♪)、ぐいぐいとそのキャラクターに引き込まれていってしまいます(^^)。

ちょっぴり不思議な「森見 登美彦ワールド」は好みが別れるところかもなのですが、私はとても好きでした。Amazon見てたら、これってシリーズ作品なんですかね? だとしたら、他のも読んでみなくては♪

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 読書感想文 - ジャンル: 小説・文学

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Posted on 2009/08/14 Fri. 09:52    TB: --    CM: --

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