ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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再生巨流 



楡 周平 著の「再生巨流」を読みました。
大手運輸会社「スバル運輸」の営業部次長吉野は、アイデアマンであり、それを実現する力を持っており、そして抜群の営業能力も誇っていたが、あまりにも押しが強く部下にも厳しく、結局、「ビジネススキルは買われていてもピープルスキルは評価に値せず・・・」と、新規事業の開発という名目で異動、もとい、実質的な左遷辞令を受ける。

異動先で課せられたノルマは年間4億円の営業利益。これが未達成ならば、会社は喜んで吉野の首をあっさりと切るだろう。吉野の部下はたったの2人。しかも見るからに頼りなさそうな2人。

吉野は果たして、へっぽこ部下と共に新規事業を立ち上げて、無事にノルマを達成することができるのか!?


  


「運輸会社をマーケティングカンパニーへ」

これが吉野の出した結論であり目標だった。年間4億円というノルマを達成するには、ただ単純に配達するだけではなく、そこで大きな利益を創出できる仕組みが必要だ。そして、その利益は効率的に、さらに低コストで創出されなければならない。家族のふとした一言や、実際に配達業務に携わる「サービスドライバー」と呼ばれる人物との偶然ともいえる関わり合いが、吉野にアイデアを与え、それを実現させていこうとする吉野の情熱が、組織をじわりじわりと動かしていく。


  


久しぶりの楡 周平作品は、「さすが!」でした。私は「朝倉恭介シリーズ(Cの福音クーデター猛禽の宴(続・Cの福音)クラッシュターゲット朝倉恭介(Cの福音・完結編)の6作品からなるクライムノベルシリーズ)」が大好きなんですが、それを思い出すようなドラマチックな展開にスピード感。ちょっぴりお話がとんとん拍子すぎて、「ん~??」と思う瞬間はチラリチラリとありましたが、そういったちょっとこそばゆい展開も、大団円に向かうイキオイ的な要素としては必要なのかな。

作中で構想が生まれ実現されていく新型物流システム自体は、現実的に考えて特に目新しいわけでもないと思うのですが、それよりなにより、「ビジネスシーンでふんばる日本のサラリーマン」の姿に思わず「頑張れ!」って言いたくなるし、「画期的な物流システムの導入という変化を拒む上層部」の姿に対しては読みながらちょいイライラしながらも「うん、あるある」と思わず自分の経験と重ねてみたりと、共感できる部分がたくさん。それと同時に、物流業界の仕組みやマインドなんかも分かりやすく説明描写されているので、物流にそんなに詳しくない方が読まれても、最初から最後まできっちり理解し、楽しめるのではないかと思います。

「再生巨流」、面白かったです!
これだから楡 周平作品はやめられないんですよねー♪

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 読書感想文 - ジャンル: 小説・文学

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Posted on 2009/02/27 Fri. 11:52    TB: --    CM: --

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