ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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クローズド・ノート 



雫井 脩介 著の「クローズド・ノート」を読みました。

ごくごく普通の女子大生「香恵」は、自分のアパートのクローゼットに、前の住人が残していったノートを見つける。そのノートは、「伊吹先生」と呼ばれる小学校の先生の日記で、興味本位でノートを広げた香恵は、生徒一人一人を大切にする伊吹先生の人柄に惹かれていき、いつしか「自分も伊吹先生のクラスの生徒だったらなぁ」などとホンワカと考え始める。それと同じ頃、香恵はバイト先の文房具店で客としてあらわれた「石飛」と出会い、2人の距離はゆっくりゆっくり近づいていくかのように見えた。

伊吹先生がノートの中でたまに触れる、当時の彼氏との距離感や出来事に一喜一憂しながら、自分自身の恋愛ついても一喜一憂を重ねる香恵。そんな日々を送りながらいつしか彼女は、このノートが、彼女の日常に大きな変化を与えつつあることに気づいていく・・・。


    


話の途中からなんとなーく、「こうなんじゃないかなー」と先が読めてしまい、そして結果的にその通り、というお話の流れなのですが、なぜか展開を知ってしまうことに対してイヤな気分を持たずに読めました。普段なら「最後にビックリ!」して「えー、そうなのー!?」的な展開が大好きなのですが、この小説に限っては、自分が予期した展開の通りのストーリーの流れになぜか安心してしまう、そんな感じかな?

ホワホワと、そして淡々と流れるこんな恋愛小説も、たまにはいいなあ~、なんて思いながら読みましたが、なんとこの本、「火の粉」という小説の作者さんだったことに、この記事を書き始めた段階で気づきました。

この作者の作品、私は「火の粉」と「クローズド・ノート」の2作品しか読んだことがないのですが、同じ人が書いたとは、にわかに信じることができませんした。「火の粉」はどちらかというと男性的なトーンで進む、犯罪がらみの荒々しい展開だし(かなりヒヤヒヤしながら読んだ、面白い作品でした!私は「クローズド・ノート」よりも「火の粉」の方が好きかな)、「クローズド・ノート」は女性らしい物腰でどちらかというとかわいらしい感じ。

色んな役柄を演じる役者さんって凄いなといつも思うけれど、こんな風に全く違うトーンで色んなお話を書き分ける作家さんも凄いなあ、と思ったのでした。

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 読書感想文 - ジャンル: 小説・文学

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Posted on 2009/01/16 Fri. 03:33    TB: --    CM: --

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