ひびまみ

フリーランス英日/日英翻訳者「まみ」のインドアライフ♪

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深紅 



野沢尚 著 の「深紅」を読みました。
当時小学校6年生だった秋葉奏子(かなこ)は、修学旅行先で家族が惨事に見舞われたことを知る。担当の教員とタクシーで4時間かけて向かった先は、途中まで「病院」と指定されていたものの、途中で「監察医務院」へと変わる。そして、その監察医務院では、両親と弟2人の亡き骸が白い布に覆われていた。奏子はそこで、4人の顔部分が不自然にへこんでいることに気付く。後から知るのだが、犯人である都築という男性に、4人とも顔をハンマーで殴られ、潰されたらしい。

家族全員が殺されてしまったという事実と、自分だけ生き残ってしまったという罪悪感で、心に傷をかかえたまま大学生になった奏子は、都築という男性に自分と同年代の娘がいることを知る。

加害者の娘。どんな人物でどんな生活を送っているのか知りたい気持ちもあり、その人物を傷つけてやりたいという気持ちもあり、奏子は加害者の娘、未歩との接触を試みた・・・。


被害者家族。加害者家族。もちろん誰もその立場に置かれることは望んでいないけれど、もしそうなってしまったら「この本のようになるんだろうな・・・」とぼんやりと信じてしまえるほど、臨場感とリアリティに溢れた作品でした。読みやすく非常にすっきりとした文面でありながら、設定場面や娘2人の感情の動きがイメージしやすく描写されているためか、本を読みながら目の前に映像が浮かんできてしまいそうでした。

電車で移動しながらこの本を読んでいたのですが、「ああ、どうなってしまうんだろう」と夢中になってしまいました。ヘビーな題材でとても読み応えのある作品ですが、読後の「後味」は思いがけずちょっぴり爽やか。とても面白い作品でした。

カテゴリ: 読書/映画鑑賞

テーマ: 読書感想文 - ジャンル: 小説・文学

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Posted on 2008/09/02 Tue. 00:49    TB: --    CM: --

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